ホエールウォッチング

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ホエールウォッチング

   

     ホエールウォッチング IN 小笠原


  少しお金はかかるかもしれないけれど、一度は行ってみたいな小笠原。コバルトブルーに透き通った海でのホエールウォッチング。これで癒されない心などあろうか、いやないよ。東京から、丸一日かけて船の旅を楽しんだ後、そこに待ち構えるは鯨たちの歓迎の水上ダンス。

 知っていましたか?小笠原のホエールウォッチングのキャッチフレーズ。春ザトウ+秋マッコウ=小笠原。どうやら、小笠原では、春先のザトウクジラウォッチングに加え、秋口のマッコウクジラウォッチングにもガイドさんたちが自慢の腕を振るってくれるのだそうな。もちろん、ホテルや民宿の対応も料理もすこぶる評判がよい。これでは癒されない訳が無い。

 ここでは、太陽はまさしく太陽であり、海はまさしく海なのだ。今まで見ていたものは一体なんだったのかと一瞬とまどうことがあるかもしれない。そして、やがてじわりとやってくる快感。今まさに自分は本物の中に在るのだと。地球と一体になっているのだと・・・。

 その感激も止まぬうち、更なる喜びが訪れる。そう、クジラたちの様々なアクション。それこそが、小笠原で最も癒される瞬間なのかもしれない。

 ホエールウォッチングであるから、わざわざ小笠原まで来て、ただクジラを見て帰るというのではあまりにも芸がない。クジラたちの行動にはいくつかのパターがあると言われているが、それを詳しく学んでおくことがクジラたちへの礼儀というものだろう。

       くじらたちのアクション

 @ブリーチ・・・・水面から一気に空中に跳び出し、身体をひねるようにしながら 落下する行動。ブリーチの理由については諸説あるらしく、寄生虫を落とすのだとか、仲間同士の情報伝達だとか、遊びなんだとか言われてるらしい。

 Aフルークアップ・・・フルークとは尾ビレのこと。海面を数回たたいた後、深く 潜っていくときにこの尾ビレを高く上げることが多いそうだ。 ヒレの裏側の模様が固体識別の目印となっているので、ウォッチングの際はここにも十分注目したい。

 Bペックスラップ・・・ザトウクジラの胸ビレは体長の3分の1にもなるほど長く、その長い胸ビレで水面をたたく行動のことをベックスラップという。身体を横にして片方のヒレでたたいたり、仰向けになって両方のヒレでたたいたりするのだとか。

 Cテールスラップ・・・尾ビレで水面をたたく激しい行動のこと。ザトウクジラの  様々な行動パターンはそれぞれメッセージ性があるようだが、このテールスラップからは「近寄るな。」という意思が感じられるそうだ。

 Dペダンクルスラップ・・・尾ビレだけでなく、下腹部を水面上に出して打ちつけるかなり激しい行動。メイティングポッドの興奮した雄などでは、他の雄に対して打ちつけることもあるという。

 Eスパイホップ・・・・頭を目の位置までまっすぐに水面上に出し、そのまま静かに水中に沈む行動。スパイホップ(偵察)と言われるように、周りの様子を見るための行動と考えられている。

 この他にもまだいろいろな行動パターンが見られるそうだが、自分でそれを発見するというのも楽しいことかもしれない。更に、小笠原で感心することは、「ホエールウォッチングの自主ルール」というものを自発的に作り、クジラたちに近づき過ぎないようにしたり、余計な刺激を与えないよう優しく見守ろうとしていることである。そういう温かい発想に触れることも大きな癒しになるに違いないと思うのだ。

 やはり、一度は行っておかねばなるまい
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