温泉 |
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温泉へ行こう!心身ともに癒せる場と言えば、温泉ですね。世界中で日本人ほど温泉好きの民族ってないのじゃないかしらと思うほど皆さん温泉好きで、癒しとか何とかでなくてもちょいと温泉までというのが日常の風景ではあります。 それでも、あえて温泉のお薦め。科学的にみても、温泉には様々な効用があります。高血圧や動脈硬化に効果のあるもの、アトピーなどの皮膚病に効果のあるもの、胃腸病に効くもの、喘息に効能があるもの、美容に効果があったり、うつ病・不眠症に効果のあるものなどなど。日本全国津々浦々、こうした効能のある温泉がひしめき合っていますが、もちろんよく調べてみたらただの沸かし湯だったという怪しげな温泉も随分とあるようですので、そこは十分注意して楽しみたいものです。 |
温泉と名前をつけるからにはそれなりの根拠がなければなりません。実は、「温泉法」なる法律があって、温泉と謳うためには源泉湧出口(お湯が湧き出している所)において泉温が25℃以上か一定の成分を含んでいるものという条件に当てはまらなければならないのです。 温泉の成分については、各都道府県知事の登録を受けた「登録分析機関」の分析を受け、成分表と禁忌症や入浴・飲用の注意事項を見やすい場所に掲示することが定められています。 泉質の分類としては、ナトリウムー塩化物泉や鉄泉、単純温泉など基本的に11種類ほどに分類されるようですが、実際の泉質にはいろいろな成分が混ざり合い、様々な泉質を形成していますので、単純には表せない場合も多いようです。 ですから、自分にとって一番しっくりくる温泉は、とりあえず入ってみて確かめるしかないということです。 秋田県仙北市田沢湖にある玉川温泉。ここは日本一酸性度の強い温泉として有名なところですが、3日間でアトピーが治ってしまったとか、末期がんが消えてしまったなどと信じられないような話も流れてきています。 それほど強烈な温泉であることは確かなようで、ここを癒しの温泉として薦めていいのかどうか迷うところですが、実際に行ったことのある人から話を聞くとやはりまた行きたいと言います。結局、百聞は一見にしかずですね。 僕の印象に残っている温泉は、鹿児島県の指宿(いぶすき)温泉です。学生時代に友達と九州旅行をした際立ち寄った温泉でしたが、ここの海浜にある砂風呂が実に面白い体験として思い出に残っています。 スコップで砂を掘り、そこに体を埋めてまた砂をかぶせます。しばらくすると全身がぽかぽかと熱くなってきます。海を眺めながら、あるいは夜であれば星を眺めながら、程よい温もりにこの世の幸せを満喫できます。一度は試しておきたい温泉です。
入浴剤と一言で言ってもその種類は実に様々です。一般的なのは粉末状のものですが、ペットボトルに原液の入ったものやら、鉱石の状態のもの、アメリカのグレートソルトレークの海水と岩塩から抽出した天然のミネラルを主原料とし、それに椰子やアロエの植物エキスを配合した弱アルカリ性のバスパウダーなどという予想もつかないような入浴剤もあります。 遠出してやっと温泉に入るという労力を避け、いつでもゆったりのんびり自宅の温泉というのは現代風な癒しかもしれません。ちょっと、僕も試してみようかな。 |
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